子孫繁栄ラビットフット, ヨーロッパ, 開運グッズ
うさぎの能力をご存知ですか?
うさぎといえば、ミッフィーや、マイメロディなどのキャラクタになるくらい、
カワイイ動物というイメージです。
ただ、カワイイだけじゃないんです、
うさぎは繁殖力が強くて、一度の出産で6匹くらいの子供が生まれます、
そして、一年通して発情期のため、いつでも出産出来ます。
さらに、妊娠中に次の妊娠が出来る、重複妊娠が可能な動物なのです。
ヨーロッパでは、古くから、うさぎが女性に子宝と幸運をもたらすと信じられており、
ラビットフット(うさぎの足)は定番のお守りとして広く認知されています。
イギリスのある地方では、生まれたばかりの赤ん坊の洗礼の義として、
赤ん坊の頭をラビットフットで撫でる習慣が残っています。
お守りとしては、本物のうさぎの足をキーホルダーとして加工しているものが多いです。
色を付けることでアクセサリーとして販売しているお店もたくさんあります。
今では、うさぎの足とは言っても、毛皮やフェイクファーで模造しているものもあり、
本物のうさぎの足だと、ちょっと気持ち悪い…と思う人でも、これなら、カジュアルに
身に付けることが出来るでしょう。
本物のうさぎの足を使用している場合は、先の毛を掻き分ければ爪があったりします。
大きさは全長で6〜8cmくらいなので、普段持ち歩くバッグやカバンに付けたり、
普段着る上着に付けたり、いつも履くジーパンのポケットに入れたり、
いつも身につけておくことで、より多くの幸運を引き寄せてくれます。
海外の某ムービースターが、着用していたことでも注目され、
ヘミングウェイの小説にも、ラビットフットの描写が登場したり、
映画のシーンの小道具として映りこんでいることもあり、
あと、ヨーロッパでは、タトゥーの絵柄としても人気です。
こんな感じで、ヨーロッパでは、かなりポピュラーなお守りなのです。
また、うさぎは国によっては、臆病な動物として知られてますが、
ヨーロッパでは、その大きな耳と目、飛び跳ねながら俊敏に動き回る様子を、
敵から逃れて生き延びるための能力を併せ持つ有能な動物としてポジティブに捉えています。
人生は逃げるが勝ち、という場面が必ず訪れることを先代の人々は知っていて、
その想いをラビットフットに託していたのかもしれません。
では、なぜ、うさぎの耳や歯じゃなくて、足なのか?
という疑問について、
それは、足が男根の象徴とされているから。
やはり、子宝安産を願う人々へ大きな力となるお守りなのです。
お守りに足を使う理由については、もう一つあって、
うさぎは走る時に、後ろ足で蹴って前足をつき、蹴った後ろ足が、前足を追い越して、
前足の前について、また蹴る、
という、他の四足動物には見られない特殊な走り方をして、最高時速80kmくらいまで出します。
その姿から、ヨーロッパではうさぎの後ろ足に大きな力が秘められていると思われてました。
このことから、ラビットフットには普通、うさぎの後ろ足を使用します。
この話を聞いて、違和感を覚えた人もいるかもしれません、
ラビットフットの由来となっているのは、
野うさぎなので、日本の小学校などで飼われているうさぎとは違うんです。
野生に生きるうさぎは、体格も大きく、余分な贅肉がなく、筋肉が発達しています。
学校で飼われているうさぎは、子供に捕まって抱き抱えられてたりしますから(笑)
そこがカワイイんですけど。
同じうさぎと言っても、違う動物なんです。
ただ、今、持っている人から御利益(ごりやく)があったと聞いていて、
大切な人との子供が欲しい、健康で美しく生まれてきて欲しい、と願う、
母親、父親になる全ての人への贈り物、プレゼントにオススメ出来るお守りは、
その愛情をこれから宿す命に伝えます、そんなお守りです。