浮気封じプジョク, 韓国, 開運グッズ
浮気は許さない、
それは、世界共通であり、男女ともに愛する人に持つ素直な感情です。
お隣の国、韓国では浮気封じにプジョクと呼ばれるお守りを使います。
プジョク（符籍）は御札のようなもので、
ムーダンと呼ばれる易者の方にお祓いをしてもらった際に、
書いてもらうお守りです。
ムーダンとは、本来、古い信仰を持つ巫女、巫男のことであり、
山や木々や泉を崇拝し、山の仙人や水の竜王、
恨みを持ったまま死んでいった将軍などを祭ることにより、
神々の力を借りて、相談者の悩みや質問に応える人たちのことです。
韓国のソウルには数千人以上ものムーダンがいて、
人々の悩みを解決しています。
ムーダンの家には、”グッ”と呼ばれる儀式に使う
いくつもの祭壇が備わっている部屋があり、
死者の魂を送る儀式などが日々行われています。
儀式では、複数のムーダンが祭壇の前で、
太鼓、縦笛などの楽器を演奏し、ゆるやかな舞を披露します。
これらは、死者の霊を自分に招き入れるための作法であり、
ムーダンに死者の霊が乗り移った際は、声色が変わり
儀式の参列者に対して、ムーダンに乗り移った死者が言葉を伝えます。
儀式の最後には、白い帯を部屋から庭先に向かって長々と放り投げ、
その上に参列者たちが１０００ウォン紙幣を並べていきます。
これが死者が渡る為の道となり、死者は参列者の厚意を受けながら送られていきます。
韓国では、巫女、巫男の他に、占いを行う易者のことも含めて
ムーダンと呼んでいます。
プジョクはムーダンに書いてもらうお守りなのですが、
お祓いを受ける人の悩みによって種類も様々です。
・病気を治したい
・財産を増やしたい
・いい学校に入りたい
など、それぞれの悩みに対するプジョクをムーダンが書いてくれます。
夫婦間、恋人同士の悩みに対するプジョクもあり、
浮気を封じとしてもプジョクを使います。
浮気を無くしたい場合、
こっそりと浮気封じのプジョクを相手の枕に縫い込んでおくと、
相手の浮気がおさまります。
もし、相手の同意のもと、浮気封じのプジョクを使う場合は、
夏なら冬の上着のポケット、冬なら夏の上着のポケットにプジョクをしまっておくといいです。
少しでも、今の関係に不安がある人なら、ただ悶々としてるより、
プジョクのお守りを使ってみてもいいと思います。
プジョクは、黄色の紙に赤色で文字が書かれています。
この色合いには意味があり、
赤色は火を表す色であり、昔から邪気を追い払い幸運を呼ぶ色として認知されいます。
黄色は光を表す色であり、昔から悪霊などが嫌う色のため、お守りに使われることが多いです。
プジョクは紙だけでなく、木で作られたものもあり、
材料となる木によって、その効力が変わると云われています。
ナツメの木は高い効力を持つとされています。
一般的な悩みに対するプジョクについては、
ムーダンのもとに行って、お祓いを受けなくとも、
既に書かれたプジョクが売られているケースもあります。
韓国では易などの占いが
有力政治家や、財閥会長の判断に影響を及ぼすほど、
大きな力を持っています。
易での占いには、いろいろな方法があります。
筮竹（ぜいちく）を使うもの、サイコロを使うもの、カードを使うのもなど。
最も古くから伝わる方法は筮竹を使う方法で、５０本の筮竹を使って占います。
その他に、
正方形の板に陰陽の印を表示した算木（さんぎ）、
筮竹をまとめておくための筮筒（ぜいとう）、
筮竹を立てかける掛助器（けろくき）、
を使って占います。
その作法にもいくつか種類があります。
本筮方では、筮竹を１８回操作して占います。
中筮方では、筮竹を６回操作して占います。
略筮方では、筮竹を３回操作して占います。
各操作にはそれぞれ意味があり、
易者は易経の知識をもって、操作の結果を判断して相手に伝えます。
占いにかかる時間としては、略筮方で５分程度の時間を要します。
プジョクを書いてもらう際、占ってもらってもいいと思いますよ。
ただ、今、持っている人から御利益（ごりやく）があったと聞いていて、
今の恋愛を継続させたい人、新しい出会いに踏み込みたい人、
恋愛を楽しみたい全ての人への贈り物、プレゼントとしてオススメ出来るお守りは、
持つ人の恋愛を実らせる、そんなお守りです。