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青い目玉ナザルボンジュ, トルコ, 開運グッズ

トルコには、青い目玉の伝統的な魔除けのお守りがあります。
その名を、ナザルボンジュ

 

ナザルボンジュのナザルとは、強い嫉妬を含む羨望の目を意味します。
その強烈な嫉妬を避けるためのガラス玉という意味から、
ナザルボンジュという呼び名がついています。
トルコでは、人々の良い考えも悪い考えも全て、目から外の世界に向けて放たれていると考えられいます。
悪い考えを放った目には人を呪う力があり、
嫉妬を含む羨望の目にも同様の呪う力があると考えられています。
ナザルボンジュは、身に付ける人の身代わりとなって悪い考えを放った視線を受け入れることで、
ナザルボンジュの持ち主を人々の嫉妬から守るのです。
トルコの人々は、持っていたナザルボンジュが割れると、
ナザルボンジュが自らに降りかかろうとした厄災を身代わりとなって
受けてくれたんだと信じています。

 

中東やヨーロッパでは、
羨望のまなざしを向けられるということは、人々の嫉妬心をかうということであり、
その身に大きな災いを招くと言い伝えられています。
日本人の感覚では、羨望のまなざしを送る相手に対して、
憧れはあっても、嫉妬心という悪意を含むものは、あまり無い気がしますが、
トルコなどのヨーロッパや中東では、人々からの嫉妬心をとても恐れる傾向があります。
嫉妬を受けた家では、仕事がうまくいかなくなり、子供が病気になり、夫婦の仲は悪くなる、
というように日々の生活がどんどん悪い方向に向かうと信じられています。
何か悪いことが身の回りに立て続けに起きると、誰かが嫉妬しているのでは、と思うんです。

 

トルコでは、ほとんどの家やお店や車に、お守りとしてナザルボンジュが飾られています。
赤ちゃんが生まれた際は、赤ちゃんの服やベッドにナザルボンジュのグッズが飾られ、
男の子が幼児期に性器の包皮を切開する儀式である割礼式の際の衣装に付けられたりもします。

 

ナザルボンジュは、コバルトを使って青くしたガラスを溶かし、形を円く整え、
その表面に目玉を描いて作られています。

 

ナザルボンジュは身に付けるお守りとして、
シルバーのチェーンを通してペンダントにしたり、
ピンに付けてピアスにしたり、リングに付けて指輪にしたり、
アクセサリーとしても使えるものが多いです。
フックに付けてキーホルダーとなっているものもあり、
バッグなどの所持品に付けることも出来ます。

 

身の回りで、不運が続いているなぁ、と感じていたり、
誰かから嫉妬や恨みをかうような心当たりがある方は、
青い目玉のナザルボンジュの助けを借りてみたらどうでしょう。

 

ナザルボンジュを家や屋外などに飾る場合は、
シンプルに紐を通しただけのものを木などにたくさん吊るして飾ります。

 

 

 

コバルトブルーが青空に映えて、キレイです。

 

他にも、ナザルボンジュの目玉を描いたグラスやお皿などの食器もあったりします。

 

トルコのイスタンブールには、ナザルボンジュの専門店もあり、
地元のトルコ人だけでなく、観光やビジネスで訪れる外国人がナザルボンジュを買い求めて行きます。
ビジネスの取引など、相手との利害関係が発生する場でナザルボンジュを身につけて、
他人の嫉妬によって自分の成功が妨げられることのないように願うビジネスマンも多いのです。

 

最もやっかいな厄災は、案外身近な人間の卑しい気持ちによってもたらされているのかもしれません。

 

 

ただ、今、持っている人から御利益(ごりやく)があったと聞いていて、
大切な人をあらゆる厄災から守りたい、自分だった守ってもらいたい、
いかなる厄災も寄せつけたくない全ての人への贈り物、プレゼントにオススメ出来るお守りは、
 
八卦平面鏡

身の周りに潜む邪気を消し去り守ります、そんなお守りです。



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