商売繁盛ガネーシャ, インド, 世界のお守り
ガネーシャ、
名前は聞いたことないかもしれませんが、
その姿は、何処かで見覚えがありませんか?
象の頭に人間の体を持つ、
とてもインパクトのある姿は一度見たら脳裏に焼き付くのではないでしょうか。
ガネーシャは、インドのヒンドゥー教の神様で、
インドで最も親しまれていて人気のある神様です。
他にもヒンドゥー教の神様はいるのですが、
インドの人々は真っ先にガネーシャの元で祈りを捧げるます。
ガネーシャの頭は、どうして象なのか?
ガネーシャの誕生にまつわる神話によると、
ガネーシャはヒンズー教3最高神の一人シヴァの妻である
パールヴァティが自分の垢で使った人形に命を吹き込み誕生しました。
誕生した際は、人間の頭を持つ普通の人間だったのです。
ところが、ある日、事件が起きます。
パールヴァティは、「自分が水浴びをしている間、誰も家にいれないように」とガネーシャに命じました。
そこに、シヴァが帰ってきて家に入ろうとすると、
ガネーシャはパールヴァティの言いつけを守り、シヴァさえも家の中に入れようとしませんでした。
それに激怒したシヴァは、ガネーシャの首をはねてしまいます。。
家の外の騒ぎに驚き出てきたパールヴァティは、その惨状を目の当たりにして、
シヴァ以上に激怒し、シヴァをなじりました。
困ったシヴァは、妻の怒りを沈めようと、
従者に森へ行って最初に出会った者の首を取ってくるよう命じました。
その時、従者が最初に出会った者が子象だったのです。
シヴァは従者が持ち帰った子象の首をガネーシャに括りつけ、結果、今の形になったというわけです。
ちなみに、シヴァの妻であるパールヴァティは、戦いの神の一面を持っており、
絶対に怒らしてはいけない神だったのです。
普段は、美しく心優しい女神なんです。
他にもガネーシャには面白い特徴があります。
ガネーシャは移動の際、乗り物に乗っているのですが、
その乗り物がネズミなんです。
ネズミの上に象が乗っているというアンバランスさが、エキセントリック感を助長しています。
このネズミは、ガネーシャが退治した悪魔をネズミの姿に変えたものとされています、
ネズミの上に乗るその姿は、ネズミに象徴される欲望と無智を制御していることを
表現しているとも言われています。
インドでは毎年、ガネーシャチャトラティと呼ばれるガネーシャのお祭りが催されます。
お祭りでは、粘土と泥で作られたガネーシャ像を祈りとともに海や川に流します。
ガネーシャ像の大きさは様々で、大きいものでは、町単位で寄付金を集めて
成人くらいの大きさのガネーシャ像を注文する町もあります。
お祭り前日には、いくつもの小屋それぞれに装飾されたガネーシャ像が並び見物人を楽しませます。
ガネーシャ像は海や川に流すものだけでなく、
家に祭るための小さなガネーシャ像を家族で用意して祈りを捧げます。
インドでは、商売繁盛を願う商人は元より、何か新しいことを始めようとする人は、
自宅の玄関や、店や会社の事務所などにガネーシャの像を祭ることを生活習慣としてます。
インド以外の国でも、商売繁盛にご利益があるお守りとして、
ガネーシャの置物などが売られています。
素材や大きさも様々で、木彫りのものや、石から作られたもの、真鍮製で1万円以上するものまで、
大きさは高さ20cm程度のものが多く、玄関や部屋の棚の上に置けるくらいのサイズとなってます。
ガネーシャは仏教では、歓喜天という別名を持っており、
使われている漢字からも分かるとおり、
人々に喜びをもたらす有難い神様なんです。
ただ、今、持っている人から御利益(ごりやく)があったと聞いていて、
今の仕事で成果を出したい、転職して新たな道で成功したい、
天職を全うして成功したい全ての人への贈り物、プレゼントにオススメ出来るお守りは、
エケコ人形
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